私は佐賀県の介護施設で働く現役の統括施設長です。人口減少が進む地方では、育児中の方や高齢の方など、働き方に制約のある職員と共に現場を回すしかありません。そこで「全員同じ」のシフトをやめ、希望休を最優先で守り、負担をあえて不均等に配分して別の配慮で返す——手探りで続けた施設群は離職率1.8%、従来管理の施設群は11.8%という差が出ました。
ただ、その調整は私の経験と勘に頼ったもので、やがて70名分のシフトが「私にしか作れない」状態に。一度の作成に20時間以上、担当者が倒れたら止まる仕組みを自分で作っていました。そこで、勘に頼っていた判断を言葉と数式にして引き継げる形に整理したのがKUMUです(現在、論文・学会発表を準備中)。
※この泥臭い実話の全文は、note連載の総集編『悪平等からの生還』でお読みいただけます(HPでは要点だけに絞っています)。